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さて、心のトレーニング方法を紹介しましょう
まず、理解して欲しいのは、トレーニングというからにはトレーニングです。 できれば毎日、「トレーニングするぞ」という気持ちを持って、時間を作りましょう。 そして、心「メンタル」を鍛える練習をステップbyステップでやっていきましょう。 まず、メンタルトレーニングとは、日々の生活とも、日々の考え方(哲学)とも直結しているものです。 要するに日々の考え方がスキーのパフォーマンスにも影響するのです。 ![]() メンタルトレーニングで重要なキーワードになるのが「セルフイメージ」です。 セルフイメージとは日々の考え方次第で膨らんだり萎んだりするものです。 膨らんでいる時は、いい時で、萎んでいる時は調子の悪い時だと思ってください。 ![]() 図にある様に、通常は意識をするところからスタートします。 例えば、こう動かそう、ターンの時にこうしよう、こういう時はこういう風に考えよう、こうなったらこう対応しよう。 はじめはそういう風に考えて行くところからスタートします。 それが意識の部分 それの量×質次第で、下意識にいきます そうするといちいち意識しなくてもできる様になるのです。 繰り返しやる事によって、考えなくてもできる様になるのです。 ここまでは皆さんも実体験として知っているのではないでしょうか。 しかし、前記した様に練習ではできるのに・・・・というのは、その本来下意識に入っているものを使えない、という状況で、それを左右するのが「セルフイメージ」なのです。 セルフイメージとは何かというと、簡単に書くと日々の考え方や哲学なのです。 セルフイメージが大きい(または膨らんでいる)ときは、いろいろと上手く行ったり、動きたい様に動けたり。 逆にセルフイメージが小さい時は上手く動けない、という事になります。 例えば、セルフイメージが小さいとき、緊張とかしてしまう理由として「失敗」を想像してしまって緊張したり、結果を想像してしまったり。未来に意識を持って行ったときや、過去の失敗を思い出して意識が過去に行ってしまったとき、そんなときはセルフイメージが小さいのです。 意識を未来や過去に飛ばすとセルフイメージがしぼむのです ちょっと続きはまた次回。 行かなきゃ・・・ ※もっと詳しくメンタルトレーニングを学びたい方は辻秀一先生の「スラムダンク勝利学」(集英社)を読みましょう! ▲
by gakuhirasawa
| 2011-09-29 16:18
| ski
さて、スキーを上手くなるコツ、というか、どうしたら速く滑れるようになるのか、そんな事をフラフラと書いているわけですが、基本に戻ってみよう。
スポーツでも、ビジネスでも、結構共通だと思うのだけど、一般的によく言われるのが「心・技・体」が重要だという事。 その三つのエレメントについて、それぞれ書いていきましょう。 まずは「心」 この三つのエレメントで意外とトレーニングし忘れられるのが「心」の部分。特に、日本ではどうも「心」の部分は自動的に作られたり、持って生まれたものだったり、経験値によるものだと思われている節がある。ちょっと古いけど、いまだに根性論もあるし。 しかしこれもまた、指導者の手抜きの一つ。 スタート前に緊張しちゃうのも、練習の滑りが本番で出せないのも、全部トレーニングでコントロールしたり、自分の味方につける事ができるのです。 経験値が高くなればそんな事無くなる? いやいや、そんな事は決してないのです。 これもトレーニング次第。 あなたはドラクエの主人公ではないのです 時間さえかければレベルアップするわけでもないし・・・ トレーニングしましょう。 その「心」のトレーニング、いわゆるメンタルトレーニングについてはまた次回 CIAO ▲
by gakuhirasawa
| 2011-09-20 23:15
| ski
世界を変えた9.11から10年たった。
そして日本を変えた3.11から半年がたった。 あの時に命を落とした方々のご冥福をお祈りさせていただきます。 9.11を境に世界は確実に変わったと思う。 アメリカにとっても、世界にとっても。 でも、今でも思う。 本当にアメリカは報復攻撃をすべきだったのだろうか。武力による報復以外の方法はなかったのだろうか。 武力に武力、目には目をでは何も解決しないのではないだろうか。 憎しみが憎しみを生むように、アメリカはテロの脅威から逃れるチャンスを永遠に失ってしまったのではないかと思う。 人間のコミュニケーション能力ってそんなものなのか、何とかわかりあえないのだろうか? 地球上で最も進化した動物として、言葉という解決策はなかったのだろうか。 なんて思う。 僕はジョンレノンのimagineが好き。 ジョンは歌っていた、「国境のない世界を想像してごらん、宗教も無く、皆が平和に生きている世界。」 僕も信じてる、いつかジョンが想像した世界になる事を。 そして3.11の大震災。 日本人は助け合ってきた。世界中の人が震災直後の日本人の行動に驚き、賞賛を送ってくれた。 でも、日本の癒着の政治とカネは震災の被害を拡大させた。 原発は人災で、本来は防げた事故だったのではないかと思う。そして最悪の事態を想定して動けず、情報を出さない。人の命よりも自分の保身と組織の体面を保つ事を重視する人達がいる。 それが日本人の良さと悪さだと思う。 日本という国は世界中で最も歴史の長い国だと、ある友人が教えてくれた。 日本人は日本人である事に最も自信と誇りを持つべきだと。 日本という国は美しい国土を持ち、武士道の精神と文化を持つ、素晴らしい国だとおもう。 まだまだ続くであろう苦しい時代はもっと続くとおもうけど、きっと乗り越えられる。 僕が個人的におもう世界における日本のポジションとは、3.11でみせたメンタリティだと思う。 優しさと助け合いの精神を持って、世界の中和剤になれるのではないかと思う そんな事を節目の日に思っていました。 ▲
by gakuhirasawa
| 2011-09-12 01:17
| LIFE
今までのブログでスキーがうまいということ自体の定義みたいなことを書いたけど、簡単に書くと、
スキーがうまい ↓ 思う通りに滑れる ということだと思う。 もちろんみんな知っていることだと思うけど、みんな口を揃えていうのです、それができないんだよ、って。 そりゃそうです マトリックスの世界じゃないんだから、ダウンロードしてインストールしたら・・・とは現実世界じゃいかないのですね。 でも、実はマトリックスの世界にヒントがあると思っています。 ようは、キーワードは「神経系のトレーニング」なのです。 要するに、思った通りに動ければ、あとはいかに正確に思えるか、イメージできるか、ということですよね。 思い通りに動くには、神経系を鍛えるしかないのです。 鍛えると言っても、神経ですから・・・ どうするか。 僕のイメージでは、神経ってのはビデオのケーブルだと思っています。 子供の頃はあまり繋がっていなくて、トレーニングによってつながっていくのです。 しかも初めはアナログで、だんだん光ファイバーに。 皆さんも、今までできなかった事がある日突然できるようになったり、感覚が「わかった」りしたことありませんか? そう、ブレイクスルーと言われるやつです それは、神経系が通った、開通したのです。 だから、簡単に書くと、直接的に技術のトレーニングをするよりも、神経系のトレーニングをして、神経系の配線を通してから技術のトレーニングをした方が、効率がいいのです。 マトリックスでできなかったことができるようになる、あの瞬間。 神経系を鍛える方法はたくさんあります。 コーディネーショントレーニングってやつですね。手と足をバラバラに動かしたり、リズムがバラバラだったり。 常にちょっと難しくて微妙にできない動きの練習をするのです。 ポイントは、その動きができるようになる前に次の新しい動きに挑戦して、常にできる一歩手前で次の「できない」動きをしようとすること。「しようとする」ことが重要なのです。できるようになることが目的ではないのです。 よくサッカーの選手がトレーニングに取り入れています。 そういうトレーニングを続けるうちに、だんだん神経が通って行って、配線がつながって、できなかった動きがいとも簡単にできるようになるのです。 その次のステップは、イメージトレーニングになるので、詳しくはまた書きますが、まずは神経の配線をつないで行くことが重要です どうでしょう?雪上に出る前にやることはいっぱいあるでしょう? ちなみに僕は運動神経が良くない方だったので、実際に自分で思うように動けるようになったのは22歳過ぎでした。 木村先輩のように、凄く器用な人も稀にいますが・・・ 目指せマトリックスの世界!!! ▲
by gakuhirasawa
| 2011-09-06 18:52
| ski
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